響け!ユーフォニアム5話感想
サンフェスで演奏して、今年の北宇治は少し違う?という印象を持ってもらえるところまで。
そこに3年生である葵の受験だったり、久美子と麗奈の距離が縮んだり、といくつかの要素が少しずつ動き始めている感じ。
やっとストーリーが本格的に動き始めましたね。
麗奈の笑顔
ついに出ました。ここからデレるまであと少し・・・?
しかし、なんですかね、あの麗奈のトランペットが空気を変える演出、これで2回目ですが、ここからこの演出で問題解決してく感じになるのかなぁ・・・
吹奏楽ネタ
- 身体測定
肺活量ってそうそう簡単に増えるもんじゃないんですよね。腹式呼吸やブレス練習は、息の使い方が上手くなるだけで、肺活量自体はほとんど変化しません。まあ、もともと陸上選手だった設定もあるので、その辺との兼ね合いもあるかも。
- 炎天下の木管楽器
タオル巻き付けてましたね。木製の楽器は外だと直射日光で割れたり、キーが砂噛んだりするので、対策が必要です。通常から外でマーチング練習やるような団体だと、外練習用に安いプラスチックの楽器使ったりもします。
- ドラムメジャーは部長がやらないのか?
そもそも部長って実務面での能力が必要になってくるので、音楽面でのトップは別にいたりするのが普通だったりします。で、ドラムメジャーはそちらがやるのが普通なんじゃないかなぁ、という気がしてます。なので別におかしな話しではないと思いますよ。
出場校
- 立華
マーチングの常連校として出てきた立華。水色の悪魔。原作でもこのタイミングでの登場でした。
モデルは京都橘。やはりマーチング全国常連の学校ですね。
もう少しマーチングの描写欲しかったなぁ、とは思うものの、まあこれマーチングのアニメじゃないからね、そこは。
- 洛秋
関西大会常連の学校として出てきました。
モデルは洛南かな?
マーチング用の楽器について
パーカッションやチューバなんかはそのまま持って歩くのはとても難しい楽器なので、マーチング用の楽器を使います。
チューバにはマーチングチューバというのもあったりするんですが、こちらを使うことは稀で(うちの出身校にはあるにはありましたがw)スーザホンで代用します。
他にもマーチングホルンとかマーチングユーフォニアムといった、ベルが前に向いている楽器があったりします。たしかに反響板がない環境ではベルが後ろや上向いてるのはよくないわけですが、そもそも音が変わっちゃうので使いどころとしては難しいですね。
62.5cmについて
劇中でも解説はあったのですが、5メートルを8歩で62.5cmです。
8歩というのは、通常マーチングで使用される楽曲は4/4、2/4が多く、1小節または2小節を8歩で歩くことになるところから。
5mというのはマーチング大会では30mx30mのフィールドで演技をする、5m毎に印が打ってある、規定部門では内側の20mx20mのラインの外側を1周するという規定がある、といったところから5m単位での演技が必要となってくるところからきています。
マーチング大会に出場する団体は、この62.5cmをまず体に叩き込む、ということをするわけですが・・・
マーチング普段やらない北宇治に必要か?という疑問はありますね。
まあ、他の団体との合同パレード等を考えると、基準には合わせておいた方がいいのかもしれませんが。
曲について
- 行進曲「美中の美」
どこかの学校がやってた曲。
スーザのマーチとしては、知名度は星条旗ほどではないですが、比較的よく演奏される曲。
- フニクリ・フニクラ
立華が演奏してた曲。
カンツォーネの中でも恐らく最も有名な曲、登山電車の宣伝曲として作られた曲ですね。日本では鬼のパンツとしても有名。
編曲はA.リード。バーンハウスのやつかな?
それにしても、最近オケの編曲ものの譜面色々漁ってたりしてるんですが、ここまでリードが手広く編曲してるとは思いませんでした。やっぱり偉大な人です。
北宇治がやってた曲。
イエロー・マジック・オーケストラの代表曲ですね。
確かにあのテンポのエイトビートって行進しやすいといえば行進しやすいですよね。
編曲は和田直也。ウィンズスコアからの出版。