響け!ユーフォニアム6話感想

葉月ちゃん回。
低音とかパーカッションって、全く目立たなくて、それでいてとても重要でここがしっかりしてないと音楽が成り立たない、損な役回りだよなーとは思うんですよね。言い換えると縁の下の力持ち、ということになるんですが。
そんなチューバを吹くことになった初心者の葉月ちゃんが、合奏することでチューバを吹く楽しみを見つける、という回でした。
原作ではほとんどスポットの当たらなかった部分をクローズアップした、良回だったと思います。

曲について

  • きらきら星

フランス民謡となってましたが、作者不詳の愛唱歌、あたりの表現が正確そうです。
クラシックの世界ではモーツァルトのきらきら星変奏曲K.256がメジャーですね。
編曲は松田彬人さんということで・・・まあでもそれっぽかったのでいいのではないでしょうか。
想定的にはバリチューバアンサンブル用の譜面、って感じなのかな。

田坂直樹作曲。
コンクールの課題曲で演奏予定の曲・・・・なんですが。
まさかの、2015年度全日本吹奏楽コンクール課題曲IVをもってきやがりました。おいおいおい。。。
これはやらないだろう、と思ってた選曲。正直予想外でした。
曲としてはねぇ、個人的にはあんまり好きじゃない・・・ですがまあ。
洗足の演奏動画があったので、貼っておきます。

  • 三日月の舞

コンクールの自由曲で演奏予定の曲。
こちらは、原作では架空の作曲家による架空の課題曲、として登場してた曲ですね。
曲名も、作曲者名:堀川奈美恵も原作と同じということで。これでイーストコーストの出番はなくなったということでしょうか。。。残念。
劇判担当の松田彬人さんが作曲されるみたいですね。期待半分、不安半分、ぐらいですかね。
しかし、プロヴァンスの風が3分半程度の演奏時間とすると、自由曲は7分〜8分程度になるんですが、大丈夫かなぁ・・・多分コンクールのシーンは1曲まるまるやらざるをえないと思うんですが・・・

その他

  • 楽器を片手で支える怪力な人達

久美子の幼なじみの秀一君が、葉月ちゃんがチューバ持って転びそうなの片手で受け止めてましたが、すごい力ですね。そういえばその前に葉月ちゃん片手で軽々とチューバ抱えてたけど・・・
まあこの辺に目がいっちゃうのも、他の描写がよくできてるから余計目立つところもありますが・・・

金管楽器はスライドにグリスぬって、オイル挿しとけばとりあえずなんとかなる印象がwあとは管の中はたまに掃除したりもしますが・・・こういう便利なものもあったりします。
ああ、管を逆に挿すってのはよくやりますね(U字型の抜き差し管だと、入口側と出口側の区別がつかないので)、違うところ挿しちゃうのはさすがにまずいけどね。。。

  • やっぱり合奏は楽しいのです

今回はこれに尽きると思います。
やっぱり、誰かとあわせるというのはとても楽しいのです。
そして、それがうまくいけばもっと楽しいわけで、そのために個人練習も頑張れるのですよ、となると好循環ですね。