シンデレラ

吹替で見てきました。
 
マレフィセントがあまりにガッカリな出来だったのもあり、ディズニーのアニメ長編実写化への期待感はほぼゼロでした・・・
が、いい意味で、期待を大きく裏切ってくれました。
非常に素晴らしい出来、でした。
 
「アニメの実写化」のお手本のような作品、と言えるんじゃないかと思います。
基本的なストーリーは変えない。その一方で全体に厚みを持たせるために、様々な要素を追加する。
シンデレラの生い立ちが描かれることで感情移入しやすくなる、王子のひととなりが描かれることでシンデレラが恋することに説得力を持たせる。フェアリーゴッドマザーが唐突に現れる、王子が唐突に舞踏会を開く、この辺も違和感なく描けてた。
それからアニメの記号的な要素を表面的になぞる、ということもなくて好印象でした。
あとは圧倒的な映像美。
 
ここまで有名な作品に対して、正面から、真摯に取り組んで、見応えのある作品に仕上げた。
非常に素晴らしいと思います。文句なしの☆5つですね。
 
1つ難があるとすれば、高畑充希の声が・・・絶望的にあってない・・・
城田優が割とマッチしてただけに、余計に目立ったというか。。。