響け!ユーフォニアム3話感想

3話、やっと初めての合奏です。
「シリアス展開」なんて感想も出てますが、これでシリアスなんて言ってたら2巻3巻分どーするんですかね。
テンポはいいんだけど、ストーリーの進み方が遅いですね。どう考えても1クールでは1巻すら終わらないので、やっぱり2クールなんでしょうか。2クールでもせいぜい2巻の前半ぐらいまでしかいけなさそうな気がします。
 
しかし、これでもかというぐらいにネタ突っ込んできますね。
リード楽器がスワブ通すところとか、打楽器がとりあえず練習パッドで練習するのとか、細かいところまでしっかり描写されてるのが非常に好印象。
あと、縦の線のずれ方とか、ピッチの微妙なずれ方とか、「ああ、ちゃんと練習してないな」っていう演奏が非常にリアル。とはいえ、音がきれいすぎる、のは仕方ないかw
 
原作ではビートルズのキャント・バイ・ミー・ラブをやるはずだったサンライズフェスティバルは海兵隊へ変更?差し替えの理由は権利関係ですかね?まあ、あまりマーチング向けの曲ではないのは確かですが>キャント・バイ・ミー・ラブ。
海兵隊といえばJ.フルトン作曲のマーチですが、確かに数あるマーチの中でも難易度は低め?ではありますね。
フルトンの作品は日本ではこの曲ぐらいしか知られてないのですが、一説によると作品数だけで見ればJ.P.スーザよりも多いとか。
そして、編曲が小島里美。小島里美と言えばミュージックエイト。ミュージックエイトと言えば小島里美。ということで、ミュージックエイトから出てるやつですね。個人的にはあまり好きではないですwミュージックエイトと言えば手書き風の譜面、だと思ってるので、そこが再現されていなかったことがマイナスポイントかな。
 
あともう一曲。麗奈がトランペットでドヴォルザーク交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」第2楽章:通称「家路」を吹いてました。夕焼け空にあの曲流れたら時報だと思うよね。真っ白な新世界に期待を抱く演出ではあったのですが。
 
それにしても相変わらずホルンの扱い酷いですね。やっと出てきたと思ったのに・・・