震災から4年

東日本大震災から今日で4年。
福島第一原発事故については未だ完全に収束したとは言えないし、沿岸部の復興もやっと基礎が完了した状態。まだまだ元通りにはほど遠い状態が続いています。
 
そんな中4年目にして風化という文字が多く見受けられるようになりました。確かに、特に被害の大きかった地域以外では当たり前の生活が戻ってきているわけですが、あの日関東広域で震度5弱以上を記録し、続く余震、大量の帰宅困難者輪番停電、食料供給の滞りといった被害が数週間にわたって出たのも事実なわけで、そうそう簡単に忘れられる記憶ではないと思うのです。
とは言え、今後10年、20年と重ねていった時に、悲しいかな人間の脳というのは徐々に忘れるように出来ているんですよね。なので、今のうちから震災の記憶が風化していかないように、色々な取り組みをしていくことは必要なことなんだと思います。 
 
なかなか個人で動くのは難しいのも事実。
でもやれることもあって、継続的な寄付、ボランティア、そうでなくても旅行でもいいし、こういった節目の日に振り返るのも重要なことだと思います。
そんな中で、当たり前の日常を生きていけることに感謝し、災害が起こることを常に心に留めながら毎日を過ごしていければいいのだろうなぁ、と思います。
 
最後になりましたが、東日本大震災でお亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈りします。