好きだ、

勢いで3作目。。。
3作の中でいちばんよかったです。個人的には☆4つ。
　
久しぶりに「邦画らしい邦画」を見たなーという気がした作品。
自分の言う邦画っていうのが結局岩井俊二あたりの邦画を指してたりするので、語弊はあるかも知れないですが。
高校時代すれ違いの恋をしていた二人が、あるきっかけで会わなくなって17年後に再開して、失っていた時間が動き出す、というお話ですね。
　
空気感がすごくいい。
映像がきれい。明と暗、光の使い方がいいですね。
音楽は鼻歌とギターで1つのメロディが展開されている。ストーリーの邪魔をせず、それでいて非常に重要な役割。
間の取り方が絶妙。役者の演技やカメラワークが悪いと確実に破綻するパターン。しっかりまとまってる。
やっぱり宮崎あおいは暗めのトーンでセリフ少ない役の方が持ち味発揮できますね。
もちろん永作博美、西島秀俊の二人も素晴らしい演技。
ただ、宮崎あおい→永作博美の変化はありだと思うけど瑛太→西島秀俊の変化は若干無理あるかなー、というところで-1。
　
とても素敵な作品でした。
ただまあ好き嫌いは分かれるだろうなぁ・・・
　

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