2019ラグビーワールドカップ開催地決定!

開催地が決まったみたいです。
http://www.rugby-japan.jp/news/2015/id30975.html

開催都市 試合開催会場
札幌市 札幌ドーム
岩手県釜石市 釜石鵜住居復興スタジアム (仮称)
埼玉県・熊谷市 熊谷ラグビー場
東京都 新国立競技場
神奈川県・横浜市 横浜国際総合競技場
静岡県 小笠山総合運動公園エコパスタジアム
愛知県・豊田市 豊田スタジアム
大阪府東大阪市 花園ラグビー場
神戸市 御崎公園球技場
福岡市 東平尾公園博多の森球技場
熊本県熊本市 熊本県民総合運動公園陸上競技場
大分県 大分スポーツ公園総合競技場

既に、開幕戦と決勝戦は新国立で決まってるみたいですね。
キャパ的に横浜、札幌、エコパ、豊田、大分あたりが大きめなので、この辺で日本代表の試合をやる形になりそう。

ラグビーの街・釜石

注目の開催地その1はラグビーの街・釜石ですね。
新日鉄釜石と言えば、ラグビーをほとんど知らない自分のような人間でも名前を聞いたことのあるチームのひとつ。
今は新日鉄としては撤退していて、釜石シーウェイブスという地域密着のチームとして活動しているみたいです。
東日本大震災では壊滅的な被害を受けた釜石ですが、これを機に少しでも復興に弾みがつくとよいですね。

聖地・花園

注目その2。花園ですね。
全国高校ラグビーや全国大学ラグビーが開催されるラグビーの聖地として有名ですが、ナイター設備の問題や老朽化などでワールドカップの試合は開催できないのが現状。
もともと近鉄が所有していましたが、その辺の事情から東大阪市に売却されていたりもするわけですが。。。
改修費用は10億程度と言われています。買収にかかった45億、今後の維持費用毎年2億とあわせて、最終的には東大阪市のみではなく大阪府からも税金投入されることになるでしょう。
そもそも大阪には長居陸上競技場というそのまま開催できる会場があるにも関わらず、花園にこだわる必要があったのか、という疑問はあります。
なお、橋下大阪市長は長居でやりたいと言ってたみたいですが、松井知事が花園を支持したみたいですね。結局、橋下市長側が折れて、花園に一本化した経緯があるとのことです。
インタビューとか聞いてると、「大阪市大阪府で一本化できないのが二重行政の象徴」みたいなこと言ってるわけで。ああ、なるほど、花園一本化も都構想のためか・・・
ちなみに、収容人数の関係で、長居だと可能な日本代表選は花園だと恐らく開催できません。聖地なのにね。

インフラ整備観点から

とりあえず横浜です。
神奈川東部方面線(相鉄・東急直通)が2019年4月開業予定、ということでギリギリ間に合いそうですね。
この東部方面線、相鉄沿線の利便性向上が表向きメインの理由ではありますが、実質は新横浜の利便性大幅向上、特に都心方面からのアクセス向上が最大の効果となりそうな路線です。
今のところ計画の大幅な遅れの情報もないので、このまま間に合うのではないかと思います。
 
次に豊田。
こちらは名鉄三河線の複線化、名鉄本線からの特急乗り入れが計画されていますが、依然具体的な話しとしてまとまっていないのが現状。
知立駅の高架化も名鉄の計画では2023年と、間に合わなさそうな感じではありますね。。。
ただ、先日愛知県と豊田市がバックアップするということで方針がまとまったので、まだ動きはあるかも知れません。

ラグビー熱をあと4年でどう高めていくか

まあ、開催地云々という話しは結局どうでもよくて、最終的にはこっちが重要。
日本じゃマイナースポーツに分類されてしまうラグビー。サッカーと違ってオリンピックもないし。
ここ数年日本代表が非常に頑張ってますが、なかなかメディアでも取り上げられず。
ここから4年で、日本におけるラグビー熱を高めていかないと、経済効果も皮算用で終わってしまいます。
ということで、まずは今年のワールドカップからですね。とは言え、日本人はミーハーが多いので4年もあれば十分熱を高めることは可能だと思いますよ、サッカーがそうであったように。